11.222017
最近腫瘍や手術など、重めの話題が多かったので今日は軽めの話題です。
「医療ドラマ」についてです。
ドクターX、コードブルー、コウノトリなどなど、お好きな方も多いのではないでしょうか。
私は普段あまりテレビを見ない生活なのですが、
医療系のドラマやドキュメンタリーは気になってみてしまいます。
最近のドラマでいえば夏にやっていたコードブルーとかです。
主演の山下智久さん演じる藍沢先生かっこいいですよね。
救命医にあこがれたお子さんも多かったのではないでしょうか。
救命は動物病院でも同じような事が起こります。
心肺停止で心臓マッサージとか、気管挿管、できなければ気管切開するとか。
使う医療機器や機材も動物病院では人間用(特に人間の小児用)が多く、同じものです。
人間と同じやり方してるとか、動物とはここは違うとか楽しんで見ていました。
コードブルーはかなり医療監修がしっかりしているらしく、
医療シーンで気になる事はすくないです。
ただ、これがちょっといい加減な医療ドラマになると気になって仕方がないのです。
ストーリーに集中できません。
たとえば手術シーンで
『メッツェンバウム』(はさみの名前です)と執刀医がいいます。
看護師さんが渡したはさみが、あれ?クーパー? (種類の違うはさみ)
でも気にせず進めてる…とか
手術前には手洗いします。(鏡の前でブラシでシャカシャカ洗うやつです)
そのときマスクと帽子はかぶっているのが原則ですが、つけてない。
とか
点滴しているけどクレンメ閉じてますよ(点滴のストッパーのようなもの)
これでは流れません。とか
心臓がとまったら心電図はフラットになるというイメージですが、
通常はしばらくしないとフラットにならず波形がでます。
心臓は動いてませんが、波形はでます。
さらに、心臓マッサージをしている時の心電図がフラットなど。
心臓マッサージすると、触った刺激で波形がかならず乱れます。
手を離さないとフラットになりません。
開胸手術なのに挿管してないとか
(開胸すると自発呼吸はできないので、呼吸の管を気管にいれる必要があります)
気にしないようにしていますが、気になってしまいます。
そんな事をいいながら、やはり見てしまいます。
好きなんですね。
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